三岳<Mitake>

三岳酒造梶ヮュ児島県熊毛郡>

サツマイモ 米麹 25度 1.8L \1.620

黄色の地に椰子の葉という南国情緒溢れるラベルのこの焼酎は、
縄文杉の湧き水を割り水に使用しているということで,
そんなイメージのためか、生でやるとフルーティーというか花のような香りを感じます。
芋臭さというのをほとんど感じず、芋焼酎のニューウェイブとでもいうべきか、
理屈はともかく旨い焼酎だと思います。
この銘柄も一部では手に入りにくくなりはじめているそうです。

★★★★★

富乃宝山<Tominohouzan>

西酒造梶ヮュ児島県日置郡>

サツマイモ 米(黄)麹 25度 720ml \1.200

名前としてはかなり売れている焼酎ですね。
飲んでみると、スッキリしてて飲みやすく優しい印象とでも言いましょうか・・・
ただ、やじおの場合、どこか個性に欠けるというか「イイ子」すぎる気がして、
あまり手を出さずにいたら、どこかの酒好きなネズミにほとんど飲まれて
しまいました。

★★★★

埋蔵金熟成酒<Maizoukin-Jukuseisyu>

深野酒造本店<熊本県人吉市>

麦 米麹 25度 1.8L \1.480

はっきり言ってNo Markの銘柄ではないでしょうか?まさるやのご主人でさえ
「聞いた事ないねエ」って笑ってました。とあるNet通販の紹介で、会社的にも
個人的にもイチオシ云々・・と書かれてあったため、怖いもの見たさで購入。
ところが飲んでみて驚きました。芳醇な香り、そしてコク。真っ透明なビンに
琥珀色の液体がまさに黄金のように光っています。
「百年の孤独」のインパクトは別として、普段ふつうに飲む酒(なんせ1升で
この値段)としては、今までの麦部門で最高の5ツ星(6ッ星万点)です。
飲み飽きず、しかししっかりと主張があります。

★★★★★

薩摩茶屋<Satsumajaya>

村尾酒造合資会社<鹿児島県川内市>

サツマイモ 米麹 25度 1.8L \1.620

日本昔話のようなラベルがお茶目です。しかしこれはあの絶版焼酎「村尾」と
同門の村尾酒造のもので、家柄は確かなものです。
飲んでみると爽やかな芋の風味と旨味が感じられ、のど越しもよく、たいへん
飲みやすいと思いました。後味も軽快でスッと消えていきますが、やじお的には
やや軽めで物足りない気もしました。「村尾」にある、香ばしくドスンと来る感じは
残念ながら希薄です。割らずに生かロックがいいでしょう。

★★★★

壱岐っ娘 Deluxe<Ikikko>

壱岐焼酎協業組合<長崎県壱岐郡芦辺町>

麦 米麹 25度 720mL \900?

仕事仲間であり焼酎仲間でもあるS水氏とカレッタ汐留にある「焼酎オーソリティー」
に出向いた際、購入しました。壱岐は麦焼酎発祥の地として、
国際的にもスコッチやコニャック等と並び原産地が保護されている場所。
その壱岐の麦ということで相当期待して購入したのですが・・・
失敗しました。減圧蒸留ということもあり、大変スッキリしてる・・というか
あっさりしすぎ、コク・甘さ欠しく、優しさ足りず後味なにも残らず・・・
「壱岐っ娘」の顔が、最近多い意地悪顔の小娘タレントにダブりました・・とさ。

 ちょいと寄り道 

本格焼酎を知る前は、晩酌といったらビールでした。
夏場、枝豆や焼き鳥なぞを肴にキューッと一気にあおるビールは
焼酎党になった今でも「やめられまへんなア」って感じではあります。

しかし、寄る年並みでコレステロール値や尿酸値なども気になり始めると、
ビールにマッチするカロリーの高いおかずは、どうも体に良くないなと思い始めたのです。

そんなことを思いながらもビールは飲んでいたわけですが、
カミサンの協力もあり、おかずが肉より魚の機会が増えてくると(特に焼き魚や刺身のとき)、
生臭いんですよねなんだか、いやビールがね。
数年前に1日40本喫っていたタバコをやめてからは、特に味覚・嗅覚が蘇ったのか、
こういった(刺身のときビールが生臭いといった)感覚に改めて気付くことが
増えてきてしまいました。



で、そんなときでした本格焼酎に出会ったのは。
これはまことに具合がイイ・・・魚に実によく寄り添うという感覚。
他にも和・洋・中華、様々なおかずに対して邪魔になることもなければ、隠れてしまうこともない・・・
まるで理想の伴侶のようなハーモニーを見せてくれることが判ったのです。
もともと日本酒が体質に合わないたちのやじおにとっては
まさに渡りに舟(こういうとき使うか?)、晩酌に焼酎ってエ事になっちまった!

  オイオイ飲んでもないのに、酔ったような口調になってきましたよ。

まあ、このへんの味覚というか感覚は、あくまでもやじおの独断ですので、
「そんなバカなことがあるかい!」「刺身にビールで何が悪い!」と
お怒りの諸兄には返す言葉もないわけでして・・・テヘヘ。

ヨッパライの戯言と思ってかるく流して
続きでも読んでやってくだせえやし。



玉露甕仙人 <Gyokuro-Kamesennin>

中村酒造場<鹿児島県国分市>

サツマイモ 米麹 25度 1.8L \1940

1999年度焼酎鑑評会No.1。大甕にてじっくり時間をかけて熟成させた
純手造り焼酎。当然常圧蒸留です。ビン裏のラベルにも書いてありますが、
コクがあり甘口で香り良し。
それもそのはず、あの「なかむら」を産する中村酒造の焼酎です。
割り水して冷蔵庫に常備しておりますが、日数が経つほど味がまろやかになり、
5:5くらいの濃度でもトロッとしたオイリーな甘さは消えません。
夏場はビール・・もいいですが、最近尿酸値も気になりはじめたので、
こいつの水割りなんてのもイイもんです。

★★★★★

国分純芋醸酎 <Kokubu-Junimojotyu>

国分酒造協業組合<鹿児島県国分市>

サツマイモ 米(黄)麹 33度 1.8L \3.286

仕込み時期に応じて、半年貯蔵モノと1年貯蔵モノの年2回の限定出荷。
無濾過・無調整・加水せずの33度の黄麹、おまけに酒蔵があの国分酒造です。
やじおが購入したのは2002仕込1年貯蔵モノでした。
まずいわけがありません。・・・と思ったのですが、決してまずくはないのですが
アルコール度数が高い割りに、甘みが薄い印象なんです。ビールじゃないですが
キレのある味とでもいいますか。最初の一口は非常に爽やかな、芋というより
果物のような香りがあります。でもやじおはもう少しコクや甘みを感じるモノが
好みなので、このドライな感覚はチト違うかな・・と。
あくまでも個人の主観ですので・・・因みに友人には絶賛しているヤツもいます。

★★★★

がんこ焼酎屋 <Ganko-Shotyuya>

大石酒造<鹿児島県阿久根市>

サツマイモ(ジョイホワイト) 米麹 35度 500mL \2.289

「カブト釜式蒸留器」という古式ゆかしき方式で蒸留した35度の芋です。
芋はジョイホワイトという焼酎造りの適正に優れる新品種。この新旧のおりなす
ハーモニーは如何に?
結果的に言うと、辛口でしっかりした焼酎だと思います。
生でやると高アルコール度数の常でトロッとオイリーな甘みを一瞬感じますが、
直後にジ〜ンと辛口の刺激、後口はとてもドライな感覚でした。
高価な焼酎なので、チビチビやってますが、無造作に水割りで飲んだら、
意外に甘さと旨味が残り、飲みやすくなりました。

★★★★

朝日 <Asahi>

朝日酒造<喜界島>

黒糖 米麹 30度 720mL \1.355

黒糖焼酎の最右翼とも言える有名銘柄です。喜界島は奄美諸島の中で最初に
焼酎が造られたところ。以前、伊豆諸島で嶋自慢という焼酎を買ってきたら
これが個性的で予想以上に美味かったため、「朝日」にも孤島産の個性に期待。
最初の一口・・・なんと柏の葉のような緑の香りがします。これが非常に独特で、
好みの分かれるところかと思いますが、Hirotaroはすっきりしていて飲みやすいと
言っていました。サンゴ礁の地下水で造られるためか、あとくちもドライでさっぱり
しており、やじお的にはいわゆる「体に良さそう系」な感覚で、
邪魔ではないが気持ちよくもない微妙な判定。

★★★★

つくし 黒ラベル <Tsukushi-Kuro>

西吉田酒造梶ヵ汢ェ県筑後市>

麦 米(黒)麹 25度 1.8L \2.100

出ました!久々のガッツン系ヒット。会社の友人S水氏とまさるやさんに押しかけ
5〜6種類の麦を試飲して買いました。「本当は兼八が欲しいんだけど」と言ったら、
「だったらこれやってみて」と出してくれました。常圧もので味のあるタイプとやら。
飲んだとたん麦焦がしのような濃厚な香ばしさと甘さに包まれます。「ホントに麦?」
と疑いたくなるようなコクとしっかりした味。まさにやじお好み!!
「お湯割りでも飲める麦」とかいう言い方をしますが、これもその類。人肌よりやや
熱めの香ばしい湯気を嗅ぎながら、まるで芋のような甘露な味が楽しめます。
但し、Hirotaroは味が焦げ臭くて苦手だと言っていました。因みに、減圧蒸留の
飲みやすい白ラベルもありますが、やじおのオススメは絶対「黒」!!

★★★★★★

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